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ピアノソロアルバム~良い香りのする音楽~
深尾由美子ピアノリサイタル
Yumiko Fukao Piano Recital
フランス近代音楽の財産!
~ピレネーを越えればスペインへとつながるカタルーニャ地方。
その大地に育まれたセヴラックの音楽は作曲家アルベニスと足並みをそろえ、イマジネーションという点においてはドビュッシーの音楽と兄弟関係にある。リヨンに学び、その地で録音された深尾由美子のCDにはそれが表現されている~ピエール・ギヨー(セヴラック研究の権威ソルボンヌ大学の音楽学者)
~大好きな南仏ランクドック~ピレネーオリエンタル地方。その地はどこか懐かしいような、やさしさにあふれておりました。脳裏に焼きついた風景を思い浮かべながら弾いたセヴラック、セヴラックも尊敬していたドビュッシー、さらにラモー、リヨン在住のパスカル・ド・モンテーニュの作品によるをリヨンでディスクに収めました。~
2800円(税・送料込み)
On Netアマゾン、HMV 全国CDショップで好評発売中
収録曲:
ジャン・フィリップ・ラモー(1683年~1764年)
プレリュード
ガヴォットと6つの変奏
デオダ・ド・セヴラック(1872年~1921年)
絵画的組曲「セルダーニャ」より
第一曲 二輪馬車で
第二曲 祭り
第三曲 リヴィアのキリスト像のまえのらば引きたち
日向で水浴びをする女たち
ポンパドゥール夫人への詩句
クロード・ドビュッシー(1862年~1918年)
グラナダの夕ぐれ 「版画」より
ヴィノの門 「プレリュード第二巻」より
とだえたセレナード「プレリュード第一巻」より
パスカル・ド・モンテーニュ(1932~ )
夜想曲 作品25
バニュスル・シュル・メールの夕暮れと教会
カタルーニャのカメラマン、ポール・パロ氏の提供
(南仏のピレネー山脈のカニグーの麓に住み、山を撮り続ける写真家)
録音エピソード
セヴラックの愛した土地の光と風の香り
セヴラックはじめラヴェル、ファリャ、サラサーテの音楽のなかにある、太陽の光、風土から与えられた霊感・・・それらを純粋に表現しようと願いました。プーレ氏のヴァイオリンの音色をはじめて聴いたときに、ぴったりだと思いお願いしました。プーレ氏とともに曲のひとつひとつに向き合っているとき、私はかつて訪れたその地に呼吸するような・・・幸せな「時」を味わいました。